京都市上京区の北野天満宮で12月9日、大みそかから正月に、お守りの授与などをする巫女の研修会があった.
約130人の学生らが巫女の心構えを学んだ.
同神社には正月の三が日で約50万人が参拝に訪れるため、毎年奉仕者を募集している.
女性たちは白衣と緋ばかま姿で「ようこそお参りくださいました」と、丁寧な言葉遣いや窓口の対応を練習した.
〇西本願寺でイベント
浄土真宗本願寺派本山・西本願寺(京都市下京区)で9日、僧侶と気軽に交流できるイベント「ごえんさんエキスポ」が始まった.
「死」について考えるカフェや仏像ゆかりの切り絵体験など53のユニークなブースが出され、信者や観光客が仏像の教えに触れた.
「ごえんさん」とは僧侶の呼び名の一つ.
寺と縁がなかった人にも僧侶らと親しんでもらおうと、大谷光淳門主の就任を披露する「伝灯奉告法要」の協賛行事として初めて企画した.
10日午後4時まで.