重要京町家基準に6類型

 京都市が昨年制定した京町家保全継承条例を踏まえ、今年5月から解体の事前届け出が義務化される個々の「重要京町家」と、京町家が集積する「京町家保全重点取組地区」の指定基準などを議論する審議会がこのほど始まった.
 市は、重要京町家の指定基準について、外観や内観の特徴に基づく6類型案を提示した.
 外観基準
・格子や通り庇などの特徴が多く残る
・伝統的な高塀がある場合は通りから見える範囲で、特徴的な外観が残る
・特徴的な外観を全て備えていなくても通りに面した間口が広い建物などで希少性が高い
 内観基準
・坪庭や通り庭、吹き抜け空間の火袋などの内部構造がある
・建物内部の形態意匠に高度な技術が用いられている
 その他
・建てた大工らの技術力や著名人の住居歴などを判断材料に含める