京都市「つなぐ無形文化遺産」6件目

 京都市は、独自に選定している「京都をつなぐ無形文化遺産」で、6件目として「京の年中行事」を選んだ.
 季節の節目となり、暮らしに彩りを添える五節句や二十四節季、京都ならではの祭礼や風習に加え、明治維新以降、生活や商いの変化を受けて時期などが移ろった行事も含めた.
 有識者らでつくる審査会が議論し、「伝統文化に親しみ、生活文化を継承していく機会」などと選定理由を挙げ、市へ3月末に答申していた.
 代表的な例として、宮中行事で邪気をはらう行事が営まれた五節句や、立春や白露などの二十四節季に加え、彼岸といった「雑節」、数え年で13歳の子どもが参拝する「十三まいり」などを挙げた.

平成30年4月24日(火)

伏見稲荷大社 稲荷祭「神幸祭」

 伏見稲荷大社の例大祭「稲荷祭」の神幸祭が4月22日、同大社一帯などで営まれた.
 晴天に恵まれて大勢の参拝者が見守る中、華やかな装飾が施された神輿5基が御旅所へ向かった.
 午前中に境内にまつられる稲荷大神を神輿に移す儀式が行われ、午後2時ごろに神輿や神楽などを荷台に載せたトラック13台が大社を出発した.
 笛や太鼓の調べが境内に響き渡り、朱塗りの鳥居を車列がくぐり抜けていった.
 稲荷祭は平安時代に始まったとされる.
 29日には氏子が神輿を担ぐなどして地域を練り歩き、5月3日の還幸祭で大社に戻す.

平成30年4月23日(月)

松尾大社 神幸祭

 京都市西京区の松尾大社の伝統行事「神幸祭」が4月22日、西京区や右京区で営まれた.
 6基の神輿が船で桂川を渡る勇壮な船渡御(ふなとぎょ)に、地域住民らが歓声を上げた.
 祭りは、五穀豊穣を願って平安時代に始まったとされ、別名「おいで」と呼ばれる.
 船渡御は1963年にいったん途絶えたが、83年に復活した.
 神輿が大社に帰還する「おかえり」と呼ばれる還幸祭は5月13日に行われる.

平成30年4月23日(月)